腰痛の原因は「足」にあった?〜運動連鎖から見るカラダのつながり〜

「腰が痛い」と聞くと、多くの人は腰そのものに原因があると思いがちです。しかし実際は、腰は“被害者”であることが多いのをご存じでしょうか。

その根本原因のひとつが、「足」です。

私たちのカラダは、足→膝→骨盤→背骨→頭というように、すべてがつながり合って動いています。このつながりを「運動連鎖」と呼びます。どこか一部の動きやバランスが崩れると、他の部位で代償が起こり、最終的に腰に負担が集中してしまうのです。

足から始まる“ズレ”の連鎖

たとえば、扁平足や外反母趾などで足のアーチが崩れると、本来足が担う「衝撃吸収」や「バランス保持」の機能が低下します。

その結果、足首が内側に倒れ(過回内)、膝が内側へねじれ、骨盤が前傾または後傾するなど、上の関節に次々と影響が伝わっていきます。

このような小さなズレの積み重ねが、骨盤のねじれや腰椎の過剰な反り・丸まりを生み、慢性的な腰痛を引き起こすのです。

腰を治すには、まず「足」を見る

腰のマッサージやストレッチで一時的に楽になっても、足の歪みが残っていれば、すぐに元に戻ってしまいます。

根本的な改善のためには、足部から骨盤・体幹までの動きを整えることが大切です。

具体的には、

  • 足のアーチを再構築するエクササイズ
  • 正しい荷重ラインを取り戻すための立ち方・歩き方の再教育
  • 足のバランスを補正するインソールの使用
    などを組み合わせることで、腰への負担を減らすことができます。

体の土台=足を整えることが、腰痛改善の第一歩

建物で言えば「足」は基礎部分。

どんなに立派な建物(体幹)でも、基礎が傾いていれば全体が歪みます。

腰痛の原因を探るとき、足の使い方や接地の仕方を見直すことはとても重要です。

腰を揉む前に、まずは自分の足のアーチ・立ち方・歩き方をチェックしてみましょう。

腰痛の根っこが、思いがけず“足”に隠れているかもしれません。

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