長時間歩くと足が疲れてしまう、靴が合わなくて悩んでいる、という方は非常に多いですよね。
靴が合わないと、足のトラブルは悪化してしまいます。そこで今日は、柔道整復師である私が、皆さんの足の疲れを軽減するために知っておくべき「正しい靴選びの3つのポイント」を解説します。靴を買い替える際に、ぜひこの構造的なポイントと、試し履きのコツを意識して選んでみてください。
1. 1つ目のポイント:かかと(ヒールカップ)の安定性をチェック!
靴選びで真っ先に見ていただきたいのが、かかと部分の構造です。
• 確認点:ヒールカップの硬さ
• 靴のかかと部分には「ヒールカップ」という、かかとを保護し、支えるための硬い芯材が入っています。
• 疲れにくい靴を選ぶには、このヒールカップがしっかりとしており、後ろから押さえたときに**「硬さがあるもの」**を選んでくださいね、[00:01:20]。
• ここが重要!
• ヒールカップがない(柔らかすぎる)と、体重をかけたときに皆さんのかかとがグラグラと不安定になりやすいんです。
• かかとが不安定だと、足が余計に疲れやすくなってしまうので、まずは安定性の高い靴を選ぶことが、疲労軽減の第一歩になります。
2. 2つ目のポイント:土踏まず(中足部)のねじれ剛性をチェック!
次に、靴の真ん中、土踏まずにあたる「中足部」の構造に着目していきましょう。
• 確認点:シャンクの有無と硬さ
• ソールの内部には「シャンク」という硬い芯材が組み込まれているものがあります、[00:02:39]。
• このシャンクが入っていることで、靴を丸めようとしたり、雑巾のようにねじろうとしたりした際に、真ん中の部分が過度に曲がったりねじれたりしない構造になっています、[00:04:31]。
• ある程度、硬さがあるものを選びましょう。
• ここが重要!
• シャンクは、歩行時に土踏まずのアーチ(縦のアーチ)が過度に沈み込むのを防いでいるんです。
• 特に扁平足などで足にトラブルを抱えている方は、柔らかすぎる靴を選ぶとアーチの低下を招き、かえってしんどくなります。足の構造を支えてくれる、硬さのある構造を選ぶことが大切ですよ。
3. 3つ目のポイント:つま先の曲がる位置と適切なサイズ!
最後に、靴がどこで曲がるか、そしてサイズが合っているかを確認しましょう。
• 確認点:曲がる位置
• 正しい歩行では、最後に**「親指の付け根」**の部分でしっかり反って、前方に体重移動を行います、[00:06:45]。
• 靴は、必ずこの**「指の付け根」**の位置で曲がる構造になっているかを確認してください。硬すぎて曲がらないと、前方への体重移動がスムーズに行えず、余計な筋肉を使ってしまい、疲れやすくなるんです、[00:06:30]。
• 確認点:適切なサイズ
• サイズが合っていないと、靴が曲がるべき位置もずれてしまい、足に負担がかかってしまいます。
• 試し履きをした際、最も長いつま先と靴の先端の間に、だいたい1cm〜1.5cm程度のゆとりがあるのが理想とされています(体重をかけると足は少し伸びますからね)[00:08:05]。
💡 試し履きと購入の注意点
• 必ず履いて確認する:靴紐をしっかり締めて履き、少し歩いてみて、違和感がないか、スムーズに体重移動ができているかを確認しましょう。
• 「馴染む」は期待しない:試し履きの時点で「なんか合わないな」と感じた靴は、基本的に足に合わないと思ってください。「そのうち馴染んでくるだろう」と考えるのは禁物ですよ。
• 店頭での試着を推奨:メーカーによって同じサイズ表記でも幅や長さが異なります。ネットショッピングをする場合でも、一度は店頭で試着し、ご自身の足に合うか確認してから購入することをお勧めしています。

